フォークリフトを取り扱う前に知っておこう! パレットの種類と規格


フォークリフトは大きな荷物や多数ある荷物をまとめて運搬する際に使用します。
効率よく荷物を運搬するために使用するのがパレットです。
手作業で荷物を運ぶより、パレットの上に荷物を整理して設置し、フォークリフトで一度に移動した方が効率的でしょう。
フォークリフトを取り扱う人は、パレットについても知っておく必要があります。

  • パレットにはどのような種類があるのか
  • パレットの規格について知りたい
  • パレットを購入する際の相場は?

そんな人たちのために、パレットの材質や種類、規格、相場についてまとめてみたいと思います。

目次

  1. パレットの材質と種類
  2. パレットの規格
  3. パレットの相場
  4. まとめ

1.パレットの材質と種類

パレットは材質によっていくつかの種類に分けられています。
主な種類をご紹介しましょう。

1-1.木製パレット

古くからフォークリフト用のパレットとして使用されているものです。
強度があり十分な耐荷重量を持ちながら、生産や廃棄にかかるコストが低いことから、現在も広く使われています。
一部が破損しても簡単に修理できるという点が最大のメリットでしょう。
デメリットは湿気に弱い点。
湿度の高い環境では変形する可能性もあります。
防腐剤が使用されていることもあるため、国によっては焼却処分が禁止されているところも。
廃棄する際は産業廃棄物として扱う必要があります。

1-2.合成樹脂製パレット

「プラスチックパレット」とも呼ばれます。
木製パレットに比べて強度や耐荷重量に優れ、破損が少ないのが特徴です。
湿気に強いため、湿度の高い環境でも使用することができます。
ただし、破損した場合は再生が困難なため、産業廃棄物として廃棄するしかないでしょう。

1-3.金属製パレット

鉄やアルミニウムで作られたパレットです。
強度や耐荷重量の面では、ほかの材質のものよりはるかに優れているでしょう。
ただし、コストの高さやパレット自体の重量により運用が難しく、一般的にはあまり使用されていません。
アルミニウム製のパレットは、航空輸送において使用が可能です。

1-4.紙製パレット

特殊なクラフト紙で組み立てたパレットで「段ボールパレット」とも呼ばれています。
強度が非常に低いため、使い捨てを前提とした使用が多いのが特徴です。
しかし、廃棄やリサイクルがしやすいというメリットがあり、環境保護の観点からこのパレットが使用されることは多くなっています。

1-5.形状による種類分け

パレットは材質だけでなく、その形状によってもいくつかの種類に分かれています。
「平パレット」は一般的なパレットで、上部構造物のないフォークなどの差し込み口を持ち上げる際に使用することになるでしょう。
上部構造物として、少なくてとも3面の垂直側板を持つのが「ボックスパレット」です。
固定式、取り外し式、折りたたみ式、側面開閉式、ふた付きのものがあります。
「ロールパレット」は一般的な平パレットに車輪がついたタイプのパレットです。
ボックスパレットに車輪がついたタイプが「ロールボックスパラレット」、保冷機能のついたものが「コールドロールボックスパレット」と言います。
そのほかにも「ポストパレット」、「サイロパレット」、「タンクパレット」などさまざまな形状のパレットがあるのです。

2.パレットの規格

フォークリフト用のパレットは、日本だけでなく海外でも広く使用されています。
それぞれの国によってパレットの規格が異なりますが、日本の規格はどうなっているのでしょうか。

2-1.日本のパレット

日本では、1970年にJISによって1100mm×1100mm×144mmの「T11型」を一貫輸送用平パレットとして規格化しています。
ただし、業界によっては「T12型」など異なるサイズを標準利用している場合もあり、すべてが標準化されているわけではないのです。
日本では業種ごとに100種類くらいのサイズがあると言われており、「T11型」の普及は40%以下とされています。
海外ではパレットの標準化がすすんでいますが、国によってサイズはさまざまです。
そこで、国際物流での障害を解消するため、標準規格サイズの策定が行われています。

2-2.海外のパレット

アメリカは使い捨てのパレット利用率が高いことで知られています。
しかし、現在は地球環境問題や木材の有効利用が求められていることから、パレットの補修や再利用化が図られているのです。
そこで、各国が同様のパレットを共同利用できるレンタル方式が見直され、シートパレットやスキーパレットなども多く使われるようになりました。
ヨーロッパでは現在、交換方式とレンタル方式のシステムが併用されており、システムの見直しが図られているようです。
レンタル式発祥の地と言われているのが、オーストラリア。
国内における99%のパレットが、1165mm×1165mmのサイズに規格統一されています。
韓国では現在、約4000枚のパレットが使用されており、1100mm×1100mmを利用したレンタル方式によるパレットシールシステムが普及しているのです。

3.パレットの相場

パレットの価格はもちろん、材質や種類によって異なります。
一般的に多く使われている木製パレットの場合、サイズによって1000~5000円程度が相場でしょう。
パレットは通販サイトでも購入することができます。
中古のパレットを安く扱っているサイトもありますので、ぜひチェックしてみてください。

4.まとめ

フォークリフトのパレットについてご紹介しました。

  • パレットの材質と種類
  • パレットの規格
  • パレットの相場

「搬送用パレットについて知りたい」「パレットの種類や規格、相場が分からない」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。