フォークリフトを借りたい方必見!!リースとレンタルの違いとは?


フォークリフトは、小型の荷役作業車です。
小型で小回りがきくため、日本中のいろいろな場所で使われています。
今回は、フォークリフトのレンタルとリースの違いをご紹介しましょう。
職場に必要なフォークリフトをすべて購入しているというところは、実は少ないのです。
しかし、レンタルとリースの違いが分からずに「どちらがよいのか」と悩んでいる方も多いでしょう。
この記事を読めばレンタルとリースの違いや特徴が分かりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。

  1. リースとレンタルの違いとは?
  2. フォークリフトの選び方
  3. リースやレンタルをしたい場合はどうしたらいいの?
  4. 業者の選び方とは?
  5. おわりに

1.リースとレンタルの違いとは?

まず始めに、リースとレンタルの違いやそれぞれの特徴をご紹介しましょう。
レンタル会社やリース会社から物品を借りるという点では同じですが、違いもいろいろあるのです。

1-1.物品のレンタルとは?

レンタルとは、レンタル会社が保有している品物を短期間借りることです。
私たちの生活の中でも、いろいろなものがレンタルできます。
一番ポピュラーなのは、レンタルDVDですね。
このほかにも、レジャー用品や介護用品、さらにベビー用品、車などのレンタルサービスがあります。
レンタルできる商品は基本的にレンタル会社が保管しているもので、新品であるとは限りません。
また、高価なものほどレンタル料は高くなります。
さらに、レンタル会社が保有していないものは借りることはできません。

1-2.物品のリースとは?

物品のリースとは、リース会社がオーナーに代わって商品を購入し、貸与する仕組みです。
主に法人が利用し、OA機器やパソコン、社用車などがリースされています。
リースとレンタルの大きな違いは契約期間の長さです。
レンタルが1日~数か月なのに対し、レンタルは年単位が基本になります。
また、メンテナンスの費用などもオーナーが負担しなければなりません。
また、「こんなフォークリフトが欲しいのだけれど」とオーナーの希望があれば、リース会社がそれをそろえることも可能です。
「分割購入とどこが違うの?」と思う方もいるかもしれません。
確かに、リースをするより分割購入の方が物品は残る分お得に思える方もいるでしょう。
しかし、リースの方は資金が有効に使えたり税金の面で優遇されたりと、法人ではメリットも大きいのです。

2.フォークリフトの選び方

さて、レンタルとリースの違いはお分かりいただけたと思います。
この項では、フォークリフトをレンタルかリースかで迷った場合の選び方をご紹介しましょう。
ぜひ、参考にしてください。

2-1.レンタルが適している場合

仕事の都合で、特殊なフォークリフトが必要になった。
在庫が定期的に大量に来るので、その日だけフォークリフトの数を増やしたい。
このような場合は、レンタルの方がお得です。
フォークリフトは車両ですから、所持しているだけで維持費がかかります。
ですから、必要な時期が限られているのならば、常に大量のフォークリフトや特殊なフォークリフトを所持し続ける必要はありません。
ただし、お目当てのフォークリフトがいつでも借りられるとは限らないので注意が必要です。

2-2.リースが適している場合

フォークリフトは、前述したように所持しているだけで維持費がかかります。
また、たくさんフォークリフトが必要だけれど、それをまかなうだけの資金力がないというケースもあるでしょう。
長期間毎日使うフォークリフトを借りたいという場合は、リースの方が適しています。
ただし、フォークリフトをリースする場合は年単位の契約が必要で、途中で解約した場合は違約金が発生するのです。
ですから、「必ず数年間は毎日フォークリフトを使う」と分かってから利用しましょう。

3.リースやレンタルをしたい場合はどうしたらいいの?

フォークリフトをリースやレンタルをするには、専用の業者を利用します。
フォークリフトのレンタルやリースを行っている会社はたくさんあるので、インターネットやイエローページを利用すればすぐに見つかるでしょう。また、レンタルとリース、さらに中古車販売を同時に行っている業者もあります。
どのような業者を選ぶかはオーナーの好みでよいのですが、遠方の業者よりも近場の業者の方が何かあったときにすぐに担当に来てもらいやすいです。

4.業者の選び方とは?

では、最後にフォークリフトをレンタルやリースをしてくれる業者の選び方をご紹介しましょう。
ぜひ参考にしてくださいね。

4-1.使いたい機種があるかどうか

業者を選ぶ際に、一番大切なポイントです。
いくらレンタル費用が安くても使いたい機種がなければしょうがありません。
最近は、サイトを作ってレンタルできる機種の一覧を提示している業者もあります。
ですから、気になった業者は一度サイトがないかどうか確認してみましょう。

4-2.利用しやすいプランがあるかどうか

顧客のニーズに合わせ、現在の業者はレンタルやリースのプランを細かく設定しています。
中には、レンタルとリースの中間のような『長期レンタル』などというプランを取り扱っている業者もあるでしょう。
このように、レンタルやリースプランは業者によって大きく違うこともあるので、必ず確認してから業者を選んでください。
契約を結んだ後に「やっぱりあっちがよかった」と思っても遅いのです。

4-3.メンテナンスがしっかりしてあるかどうか

リースで貸与されるフォークリフトは基本的に新品ですが、レンタルの場合は中古品になります。
フォークリフトは構造が単純ですし、長距離を走るものでもありません。
ですから、メンテナンスさえしっかりしていれば古いものでも問題なく使えるでしょう。
しかし、逆に考えれば、メンテナンスがいいかげんだと新しいフォークリフトでも、不具合が起きやすいということです。
ですから、フォークリフトの状態を見てメンテナンス具合を確認してから契約を結びましょう。

4-4.アフターケアのこともよく考えて決める

リースをした場合、フォークリフトのメンテナンスの費用はオーナーが負担します。
フォークリフトは、車の車検に当たる年次点検が1年に1度あり、必ず有資格者か専門の業者が整備や点検を行わなければなりません。
リース会社の中には、メンテナンスも引き受けてくれるところもあります。
リースから整備まで1か所で行えれば、費用の節約にもなるでしょう。
このようなアフターケアのこともよく考えて業者を選んでください。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、フォークリフトのリースとレンタルの違いや選び方についてご紹介しました。
フォークリフトはとても便利な荷役自動車ですが、すべての使用者が毎日使うというわけでもありません。
ですから、レンタルやリースをした方がお得というケースもあるでしょう。
また、プランが複雑化するにつれて、レンタルとリースの境目があいまいになり、「どちらを選んだらよいか?」と悩む方もいると思います。
その場合は、業者に相談してみてください。
リースとレンタルを両方行っている業者の場合は、フォークリフトの使用時間を考えて、最適なプランを勧めてくれます。
なお、レンタルやリースの場合は、保険料もきちんと料金の中に含まれているのです。
ですから、もし事故を起こしてフォークリフトを破損させてしまった、という場合も支払う金額などは最低限ですむでしょう。