有限だからこそ大切に使いたい! フォークリフトのバッテリーを長持ちさせる方法


小回りが利いて狭い場所でも使え、重い荷物も楽々運べるフォークリフト。
愛用している企業様も多いことでしょう。
フォーリフトはバッテリーで動くタイプが多いのですが、そのバッテリーは日ごろのメンテナンスの仕方で寿命が変わってくるのです。
そこで今回はフォークリフトのバッテリーを長持ちさせるコツをご紹介しましょう。

危険なのは水枯れと汚れ

フォークリフトのバッテリーを長持ちさせるうえで一番大切なことは、水枯れを防ぐことです。
最低でも1週間に1回はバッテリー液の分量を点検しましょう。
特に夏場は気温の上昇によって、バッテリー液が非常に蒸発しやすいので、3日に1回程度の点検が必要です。
「バッテリー液が不足している」と思ったら速やかに精製水を補充しましょう。
これだけでだいぶバッテリーの寿命が長くなります。
ただし、「いっぱい入れておけばいいや」とばかりにバッテリー液を入れすぎてしまうと、充電する時のガスの発生により液があふれ、リークや腐食の原因になりますから注意しましょう。
また、バッテリーの上面をいつもキレイにしておきましょう。
ホコリなどがこびりついていると、汚れを通して自然と電流が漏れ、バッテリーの劣化が進みます。

充電は電圧残量が30~35%になってから

フォークリフトを毎日使うからといって、こまめに充電を行ってしまうと過充電となって寿命を縮めてしまいます。
充電は電圧残量が全容量の30%〜35%になってから行うようにしましょう。
充電の回数を変えただけでバッテリーの寿命が2倍以上伸びたという例もあります。
一日の稼働時間が多く、どうしても途中で充電しなければ持たないという場合は、昼休みなどに1時間程度充電するようにしてください。
ただし、放電20%以下での充電は過充電となってしまう恐れがありますので注意しましょう。

バッテリーの寿命が来たら、再生バッテリーを利用してみませんか?

しかし、いくら努力してもバッテリーの寿命は確実にやってきます。
フォークリフトごと新品に交換するにしても、バッテリーだけ交換するにしても、少なくないお金がかかります。
そこでオススメなのが再生バッテリー。
新品の価格よりも1/3~1/4で交換可能な上に、寿命は新品のバッテリーとほぼ変わりがありません。
また、2年間の保証がついているうえに、バッテリー再生中は代替えバッテリーを無料で貸し出してもらえます。
「今回はできる限り安くバッテリーを変えたい」と考えている企業の方は、ぜひ再生バッテリーを選択肢の一つにいれてみませんか?